『惑星直列』は英語で何?
2020年7月4日は「惑星が直列する日」と言われています。
太陽系の天体の位置- STUDIO KAMADA というサイトで実際に日付を入力して調べることが出来ます。
7月4日は、水・金・地・火・木・土の惑星と準惑星の冥王星が、ほぼ直列に近いような位置関係になる、ということのようです。
『直列』と言っても、ウィキペディアによると、3個以上の惑星が完全に一直線(誤差を角度5度以内と考える)上に並ぶことは、2016年を起点に過去10万年遡っても、10万年後までの未来を計算しても、観測できる確率は、天文学的な確率で、ほぼ「あり得ない」と言い切れるほど、限りなく珍しいことだそうです。
英語では主に、3つ以上の天体が、ほぼ一直線上に並んでいるように観測される現象のことを、syzygy と言います。
実際には、太陽・地球・月が並ぶことを言うことが多いようですが、太陽・地球・もう一つの惑星、という場合もあり、後者は『合 (ごう)』と呼ばれます。英語では、この現象を conjunction と呼称します。
直列する惑星が太陽と地球の間に位置する場合は『内合』(inferior conjunction)、地球・太陽・もう1つの惑星という並びになる位置関係を『外合』(superior conjunction)と呼称します。日食や月食は、この『合』が起きる時に見られる現象です。
(画像の下に記事が続きます)
英語の面からのお話をすると syzygy という言葉も極めて珍しい単語です。どのように”珍しい”のでしょうか?
・・そう、この単語には「母音が一つも入っていない」のです。
余談ですが、実は、フルーツの Orange も、英単語の中では、特別な単語です。 その話はまた別の時にしたいと思います。
特別だということで、今日は、宇宙に向けてリスペクトの気持ちを発信し、その一員として生きている地球に感謝を捧げることにします。
ここまでお読み頂き、ありがとうございました。
今月から身辺慌ただしくなるので、このブログは基本的には週1ペースにしたいと思います。
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